るろうに剣心:第18話「左之助と錦絵」カット公開 赤報隊相楽隊長の錦絵を見つけた左之助

 和月伸宏さんの人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作テレビアニメの第18話「左之助と錦絵」の先行カットが公開された。第18話では、相楽左之助が牛鍋屋「赤べこ」の妙から錦絵の買い出しを頼まれ、絵草紙屋で赤報隊時代の師である相楽隊長の錦絵を見つけることになる。公開されたカットには、驚いた様子の左之助、相楽隊長の錦絵が描かれている。

 左之助は牛鍋屋「赤べこ」の妙から錦絵の買い出しを頼まれ、絵草紙屋に出向く。絵草紙自体には興味がなかったが、店で彼は一枚の絵を見つける。それは赤報隊時代の師である相楽隊長が描かれた絵だった。左之助は目の色を変え、その絵を描いた絵師に会いに行く。

 「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。1996年に初めてテレビアニメ化され、1997年に劇場版が公開された。1999年以降、3作のOVAが制作された。俳優の佐藤健さん主演で実写映画化されたことも話題になった。

 新作アニメは原作者の和月さんがキャラクターデザインやシナリオなど全編にわたり完全監修し、原作を第1話から再構築する。「ストライク・ザ・ブラッド」などの山本秀世さんが監督を務め、「アルスラーン戦記」「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送中。