1月26日の「金曜ロードショー」（日本テレビ系、金曜午後9時）は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」（2004年）を30分拡大して放送する。
スト―リーは大きく動き出す。13歳になり、青春期を迎えたハリーたちの繊細な心理描写にも注目が集まる。
難攻不落のアズカバン監獄から、ハリーの両親の死に関わるとされる死刑囚、シリウス・ブラックが脱獄する。ヴォルデモートの手下でハリーの両親らを殺した罪で収監されていたシリウスが、今度はハリーを殺そうとしているという噂に、学校は騒然となる。しかし、シリウスがハリーを探しているのには、別の理由があった。
ハリーの人生を左右するシリウスを、ゲイリー・オールドマンさんが熱演。また、監督は、前作まで務めたクリス・コロンバスさんから、後に「ゼロ・グラビティ」（2013年）や「ROMA／ローマ」（2018年）でアカデミー賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロンさんにバトンタッチ。胸躍る魔法ファンタジーから、ダークでシリアスな展開へと物語が大きく動き、シリーズ屈指の名作と言われる作品だ。